電解コンデンサーの極性や用途について注意すべき点は何でしょうか?

電解コンデンサーの極性

電解コンデンサーって何?
電解コンデンサーの極性・用途

  
スポンサードリンク

電解コンデンサーとは?

電解コンデンサーというのは略称で正式にはアルミ電解コンデンサといいます。ケミコンとかケミカルコンデンサと呼ばれることもあります。誘電体として酸化膜を使用しており、電極としてアルミニウムを使用しています。電極を円筒状に巻くことによって表面積を非常に大きくとれるため1μFくらいから大きいものは数万μFとコンデンサの体積の割には非常に大きな容量が得られるのが特徴です。誘電体には電解液を使用しており寿命があまり長くないのも電解コンデンサーの特徴です。電解コンデンサーは下の写真のように円筒形のパッケージに2本のリード線がついたものが一般的ですが、表面実装することができるタイプのものもあります。電解コンデンサーは極性と耐圧が決められており、極性はパッケージにマイナス極が印字されることが一般的です。耐電圧は他のセラミックコンデンサーや積層セラミックコンデンサー(セラコン)マイカコンデンサーに比べると低くなっています。電解コンデンサーを扱うときの注意点でもお話していますが、極性を間違えて接続したり、耐電圧を超えた電圧を印加するのは破損の危険性があり、破損の際には爆発を伴いますので非常に危険です。電解コンデンサーの極性、耐電圧には充分に注意しましょう。

電解コンデンサーを扱うときの注意点

電解コンデンサーの円筒形のパッケージには極性がわかるようにマイナス極がわかるように印字されています。プラス極とマイナス極の極性が判別できるように印字されているのには訳があります。極性を間違えてプラス極とマイナス極を反対に接続してしまうと破裂してしまう可能性があるのです。読んで字のごとくはじけ飛びますので実装をする際には絶対に極性を間違えないようにしましょう。また、耐電圧というものが決められており、この電圧を超えて電圧を印加しますと極性を間違えていなくても破裂することがありますので注意が必要です。
スポンサードリンク

電解コンデンサーの用途

電解コンデンサーはその容量の大きさから電源の安定化のために使われることが多いです。しかし最近は積層セラミックコンデンサーの大容量化が進み徐々にこれまでは電解コンデンサーが使用されていた用途であっても電解コンデンサーではなく積層セラミックコンデンサーが使用されることが多くなってきました。積層セラミックコンデンサーは周波数特性もよくまた低ESR、低ESLで耐電圧も高く極性もないため電解コンデンサーに比べて寿命の面でも電源の周波数特定においても放射ノイズ特性においても小型化の面でも優れているため置き換えが進んでします。しかしコスト的にはやはりまだまだ電解コンデンサーの方が安いためにコストとの兼ね合いで電解コンデンサーが使用されることもまだまだあります。

他にはどんなコンデンサーがあるの?

スポンサードリンク
電解コンデンサー以外にもいろんなコンデンサーがあります。電解コンデンサーに似たコンデンサーとしてはタンタルコンデンサーがあります。タンタルコンデンサーも極性をもっています。電解コンデンサーではマイナス極に印字がありましたが、タンタルコンデンサはプラス極に印字があります。タンタルコンデンサーも電解コンデンサーと同様に極性を間違えたり、耐電圧を超えた電圧を印加しますと爆発の恐れがありますので注意が必要です。さらにタンタルコンデンサーはショートモード(短絡した状態)で破損することもあります。次にあげられるのが近年急速に大容量化が進んでいる積層セラミックコンデンサーが上げられます。耐電圧があまり高くないものでしたら100μFのものまであります。積層セラミックコンデンサは無極性、耐電圧が高い、低ESR、低ESL、小型、周波数特性も良いと非常に優れた特性を持っているためこれまで電解コンデンサーが得意としてきた大容量のアプリケーションにおいてどんどん置き換えが進んでいます。その他にもスチロールコンデンサー、フィルムコンデンサー、マイカコンデンサーなどがありますが特別なアナログ回路を除いてはあまり使用されていません。

Copyright (C) 2006-2007 All Rights Reserved.